ユポにスミベタをする時の注意事項


DTPというより完全に印刷現場、その後の加工現場のお話になってきますが。

ユポとは、合成紙です。逆に水に強い、耐久性があるというメリットがある反面、インクが乾きにくいというデメリットを持っています。

で、オフセット印刷のインキは、大きく分けて2種類あります(インクではありません、インキです。)。

・油性インキ

・UVインキ

油性インキはそのまま、油性のインキなので、自然乾燥で乾かします。

一方UVインキは、一色刷る度にUV照射をすることで、一瞬で乾かしながら印刷します。

Yを刷る>UV照射>Mを刷る>UV照射>Cを刷る>UV照射>Kを刷る>UV照射

今回、ある仕事でユポに対して油性インキで刷ってしまって、乾かないという自体に陥ってます。

特にスミべた部分が。パーセンテージは、

C:50% M:50% Y:50% K100% いわゆるリッチブラックというやつ。

なぜUVで刷らなかったのかというと、校正時は、乾いてくれたからです。

しかも、人の絵柄も入っている為、油性インキの方が発色が良いからという理由もあります。

では、なぜ本番の印刷時に乾かないかというのは、不明なのですが。

推測すると、雨が多く湿気が乾燥を送らせている原因かと思っています。

3日経った今も、完全に乾かない状態なので、UVで刷り直すか、ということになるかも。

どうしても油性インキを使用するということなら、スミのパーセンテージを95~98%くらいに下げて網状態にする。という事らしいです。

なぜなら、インキの層は下から紙があって、Y、M、C、そしてK(スミ)です。

スミが100%ということは、CMYにふたをしてしまって乾く訳が無いということらしいです。

網状態にすることで空気をCMYに入れてあげて乾かすというテクニック。

さすがは、元製版職人だなーっと。